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柴田教授の英語コラム

柴田教授の英語コラム

表現力アップに不可欠な動詞と形容詞

2021.11.25

こんにちは、柴田です。ミーティングで、相手の言うことはだいたい理解できたときでも、それに対して自分の意見を返すとなるとなかなか難しい ― こんな思いをしたことがあるのは、私だけではないでしょう。日本語だったら相手に反論できるんだけどなぁ…言いたいことが思うように言えないもどかしさが続くのは、精神衛生上もよくないですね。

意見を堂々と発信するには、ある程度の語彙力が必要です。私は、その中でも動詞や形容詞が大切だと思っています。顧客とのミーティングで品質について語るときに、qualityという名詞を知らないと先に進みませんが、「品質について手を抜くことは一切ありません」と言いたいときはどうでしょう。動詞cutを使ったcut corners(手を抜く)という表現を知っていれば、In terms of quality, we’ve never cut corners.と過不足なく表現することができます。

では、会社の同僚との他愛のない話の中で「エミリーは有望ですね」は何と言ったらいいでしょうか。promising(有望な)を使って、Emily has a promising future.と言えば、しっかり真意が伝わります。

このように、動詞と形容詞は事実や意見を述べるのに不可欠です。皆さんの英語のトレーニングの中では動詞と形容詞に注目してみてください。名詞と違って、動詞や形容詞は覚えるだけでなく使い方を知らないと自信を持って使えません。ぜひ例文とともに覚えるよう癖をつけていきましょう。


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