第3回大会
2014年12月6日
エントリー数633名 / 2次予選進出者306名
震災からの復興や日本の職人技術、訪日外国人観光客に向けたおもてなしをテーマに、
英語での発表を競う「第3回全国学生英語プレゼンテーションコンテスト」2次予選?本選が、2014年12月6日(土)都内で開催されました。
表彰式には、キャロライン?ケネディ駐日米国大使が登場し、授賞者一人ひとりに記念品を授与。
日本語のスピーチも披露し、会場に集まった500名を超える聴衆を沸かせました。
当日は午前9時から神田外語学院(東京都?千代田区)にて2次予選を開催。
北海道から沖縄まで、昨年を大幅に上回る633名の応募から、1次予選を勝ち抜いた306名が集まり、
文部科学大臣賞(最優秀賞)の座を競い、白熱した発表を繰り広げました。
午後は、よみうり大手町ホール(東京都?同)に場所を移し、他の出場者も見守る中、
本選に残った精鋭10組(個人の部5名、グループの部5組)がプレゼンテーションを発表。
「どれも素晴らしかったが、内容が極めて明確で、他者に伝える力が素晴らしかった(審査員談)」と満場一致で、
福島の復興をテーマに子どもたちの交流の仕組みを提言した、
横浜市立大学1年制の太田杏奈さんが最優秀賞を受賞しました。
また、表彰式にはサプライズゲストとして、キャロライン?ケネディ駐日米国大使が登場。
大使自身がコンテストに出場する学生のために選んだという、
著名なスピーチを集めた書籍 ”Lend Me Your Ears”(聴衆の注意を引く時に使う英語の意味)を贈呈し、
「大変な時は、皆さんの英語は私の日本語よりもずっと上手だということを思い出してください」
と話し、聴衆から歓声があがりました。
受賞者からは「日本全国から集まった個性ある人たちと、様々な意見を交換できたことが非常に魅力的だった」
「苦しかった分、何かが戻ってくるはずなので今後も頑張りたい」
「ケネディ大使から賞品を頂き、直接お話しさせて頂けたのは一生の思い出です」
など感動のコメントが寄せられ、華やかな表彰式とともに、長い1日の幕を閉じました。
本大会の様子は、NHK、日本テレビなど各社のニュースでも取り上げられるなど、
学生たちによる発表は大きな注目を集めました。
表彰式の様子
表彰式にはサプライズゲストとしてキャロライン?ケネディ駐日米国大使が登場。「グローバル化の時代には、外国語の能力ほど、大切なものはありません。大変な時には、皆さんの英語のほうが、私の日本語よりずっと上手だということを忘れないで頑張ってください」と、日本語でのスピーチを披露し、授賞者を激励しました。
最優秀賞の太田杏奈さんには、文部科学省統括官の山脇良雄様より「文部科学大臣賞状」、ガルーダ?インドネシア航空様より「東京ージャカルタ往復航空券3名分」他、沢山の賞品が授与されました。